化学反応式のパズル
こんにちは。ヨシナリ塾です。
理科の、化学式・化学反応式は、なかなか越えるのが難しい壁のひとつですが、
化学反応式に慣れるため、イメージを掴みやすくするために、
イラストを書いて、数合わせのパズルをしていきましょう。
※参照
その際のポイントは、
ひとつの化学式は「ひとかたまり」でとらえること、です。
問1:次の( )にあてはまる整数を答えなさい。
( )Ag₂O →( )Ag + O₂
「Ag₂O」「Ag」「O₂」は、それぞれ「ひとかたまり」で、
それ以上バラバラにはしないし、くっつきもしない。
そこに気をつけながら、数合わせのパズルをすると、
答え:
2Ag₂O →4Ag + O₂
問2:次の( )にあてはまる整数を答えなさい。
( )Fe +( )O₂ →( )Fe₂O₃
「Fe」「O₂」「Fe₂O₃」はそれぞれ、くっつけたりばらばらにしないように。
数合わせパズル。
答え:
4Fe +3O₂ →2Fe₂O₃
問3:次の( )にあてはまる整数を答えなさい。ただし、空欄にすべきときは空欄のままでよい。
( )NaHCO₃ →( )Na₂CO₃ +( )CO₂ +( )H₂O
「NaHCO₃」が何かなんて、この際どうでもいいです。(よくはないが)
「NaHCO₃」が「ひとつのカタマリ」だと意識すればよし。
答え:
2NaHCO₃ → Na₂CO₃ + CO₂ + H₂O
「ひとかたまり」は「ひとかたまり」。
それ以上は変にイジらなくてよし。
そこに気をつければ、たとえ見たこともないような化学反応式でも、矢印の前後の数合わせはできます!