ヨシナリ塾

中学生のための学習塾

(  )カッコいるのか、いらないのか

 

 

f:id:yoshinarijuku:20210406124621j:plain

文字式の表し方にしたがって、わり算を分数に書きなおすとき、

 

(  )を書くのか書かなくていいのか、自信なさげにしている生徒さんもいます。

 

何となく、数学での(  )の扱いは、分かっているようで、よく分かっていないような。

 

 

そもそも、

カッコ(  )は、

それが“ひとかたまり”だ、とういうのを示すために、必要なものです。

 

 

なので、逆に、

あきらかにカタマリとして区別できるときは、わざわざカッコをつける必要はない。

↓↓↓

f:id:yoshinarijuku:20210406125628j:plain

 

 

 

しかし一方、

“ひとかたまり”と、しっかり示さないと意味が変わってしまうときは、

しっかりカッコをつけないと。

 

 

f:id:yoshinarijuku:20210406125940j:plain

↑↑↑

こう書いた場合、(  )がなければ、当然わり算優先のルールが発動されます。

「b÷3」の方がカタマリになる。

 

 

 

わり算のルールよりも優先して「a+b」をカタマリにしたいなら、カッコをつけないと。

f:id:yoshinarijuku:20210406124621j:plain



 

 

どういう時に(  )カッコをつけるのか、ではなく、

自分が何を表したいのか、

自分の書いている数式の意味は何なのか、

というところまで気を付けていくと、

 

単にカッコをつけるつけないの話以上に、

数学そのものの、かなりのレベルアップにつながるかもしれません。

 

 

 

 

peraichi.com