理科のコトバと日常生活のズレ
こんにちは。ヨシナリ塾です。
物質が水に溶けているものを、“水溶液” と言っていますが、
理科でいう “水溶液” と、日常生活での “水に溶かす” は、同じではない、ことを意識していきましょう。
“水溶液” の特徴のひとつは、
「向こう側が透けて見える」状態であること。
色がついているがどうかは、関係ない。
「クリアである」ことが、"水溶液” の条件のひとつです。
※イメージ
であるならば、
ふだん、何気なく使っている、「水にとかす」という表現では、
理科的には “水溶液” じゃないものもあります!
カレールーは水溶液?
確かにルーを水に「とかす」とは言いますが、濁ってますね。
水溶液ではない!
みそ汁も、濁ってるから、理科的に「溶かす」とは言えない。
カレーも、みそも、
水に「混ざっている」だけです。
理科でいうところの「水に溶ける」「水溶液」の定義を、日常の言葉と混同しないようにしましょう。