ヨシナリ塾

中学生のための学習塾

文章を“読み取る”ということ

 

 

こんにちは。ヨシナリ塾です。

 

 

国語の長文よみとり問題にとりくむ際、

 

たまに(よく?)言われるのは、

 

「“筆者の考え” なんて、筆者じゃないから分からない」

「“登場人物の気持ち” なんて、その人じゃないのに分かるわけない」

 

というもの。

 

 

確かに、その通り!

相手の気持ち、他人の考えなんて、ほんとのところは分かるわけない!

 

 

この、半分冗談・半分本気の悩みに、馬鹿真面目に答えるならば、

 

 

国語の読みとり問題では、

 

あくまでも、

「テーマを “正確に読み取る” こと」が求められているのであって、

気持ちを「想像する必要はない」

ということ。

 

 

論説文の筆者が「言いたいこと」「伝えたいテーマ」を、

 

物語の作者が「読者に伝えたいこと」を、

 

“正しく受けとる” 

“もれなく受けとる” 

”そのまま受けとる” ことが、求められているのです。

 

 

もちろん、作品に対して、自分自身の自由な意見・感想を述べられる力は、必要です。

その力はぜひ、自由作文で発揮して。

 

 

“読み取り” の際は、

その文章が、けっきょく何を言いたいのか、を常に意識して探すことです。

 

本文に書いてあること以外、裏をさぐる必要はありません。

 

 

「(自分はそうは思わないけど)これを書いたおっさん(おばさん)は、これを言いたいのね」と、広い心で受けとってくださいね。

 

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