尊敬語か?謙譲語か?
こんにちは。ヨシナリ塾でございます。
国語(日本語)の敬語。
なかでも、慣れるまで混乱しがちな、
「尊敬語と謙譲語」を、今のうちにしっかり区別しておきましょう。
結論。
「相手」のすることは「尊敬語」
「自分・身内」のすることは「謙譲語」
になります。
そして、どのような言葉になるか、、、は、一つ一つがんばって覚えましょう。
「相手」が「行く(来る)」なら「いらっしゃる」
「自分・身内」が「行く(来る)」なら「まいる」
「相手」が「見る」なら「ご覧になる」
「自分・身内」が「見る」なら「拝見する」
「相手」が「言う」なら「おっしゃる」
「自分・身内」が「言う」なら「申す」
「相手」が「食べる」なら「召しあがる」
「自分・身内」が「食べる」なら「いただく」
・・・
このあたりは、がんばって覚えましょう。
問題:
次のそれぞれの文の下線部で、敬語の使い方として正しいものには○をつけ、誤っているものは正しく直しなさい。
① お客さまがいらっしゃいました。
( )
② 明日は私がまいります。
( )
③ どうぞ拝見してください。
( )
④ 父がこうおっしゃっていました。
( )
⑤ 先生もいただいてください。
( )
「相手の行動」か「自分・身内の行動」か、で判断。
・・・
いずれは、無意識に使えるようにしたいですね。
学校で勉強することは将来なんの役に立つのか?!
よく言われますが、
敬語は、コドモのうちに感覚をつかんでおいたほうが良いかと。
オトナになって敬語ができていないと、けっこう恥ずかしいです。
答え:
① お客さまがいらっしゃいました。
( ○ )
② 明日は私がまいります。
( ○ )
③ どうぞ拝見してください。
(ご覧ください)
④ 父がこうおっしゃっていました。
( 申して )
⑤ 先生もいただいてください。
(召しあがって)