“高さ”とは?
こんにちは。ヨシナリ塾です。
「点と線との距離」とは、
「直線の延長線も含んで、垂直に交わる」ものであること。
同じ考え方で、
「三角形の高さ」問題を、整理したいと思います。
下の図の三角形で、辺ABを底辺とするとき、高さを点線で表しなさい。
もちろん、
赤線が、「高さ」ですよね。
では?
こちらは?
下の図の三角形で、辺ABを底辺とするとき、高さを点線で表しなさい。
高さは、どれ?
辺BC?・・・それとも・・・?
NO!!
“ななめの線” は、「高さ」にはなりません!
正解は、
赤の点線が、「高さ」ですね!
つまり、
図形における「高さ」とは、
底辺を “地面” としたときの、いちばん “てっぺん” から、地面(底辺)にまっすぐ垂直におろした直線であること。
底辺の延長線上まで考えることが、ポイントです。
平面図形は、横から見た “山” です。
頂上(てっぺん)から、地面にむけてまっすぐ垂直におろした直線が、「高さ」です。
山がどんなにいびつに歪んでいても、ななめの斜面は高さではないですね。
「頂上からまっすぐ下」が、「高さ」です。