ヨシナリ塾

中学生のための学習塾

比とは、バランス。〔2〕

 

 

 

前回からの続き。

 

 

比は、かけ算(わり算)によって、その数を大きくしたり小さくしたり、自由に変えることができます。

 

この理屈を根底にしたうえで、

 

「比を簡単にする」計算を、どんなパターンでもできるようにしましょう。

 

 

〔例1〕

f:id:yoshinarijuku:20200805231358j:plain

全体を2で割っています。

 

 

〔例2〕

f:id:yoshinarijuku:20200805231614j:plain

まず全体を10倍し、次に6で割っています。

 

 

〔例3〕

f:id:yoshinarijuku:20200805231800j:plain

全体に6をかけて約分しています。

 

 

小数の比でも、分数の比でも、同じやり方で解けます。

 

 

そして、文字式の比でも、同じ考え方で解いていけます。

(※ここからは中学の内容) 

 

 

文字が加わると、とたんに難しく感じて、何をしていいか分からなくなりがち。 

でも、同じやり方なんです。

 

 

〔例4〕

 

 ab:4ab を簡単にするには

    ↓

 全体をabで割って

    ↓

   1:4 

 

 

〔例5〕

 

 πa(a+b):πb(a+b) を簡単にするには

    ↓

 全体をπ(a+b)で割って

    ↓

    a:b 

 

 

 

だんだん難しくなってきました・・・

 

ここは経験を積んでいくしかないです。

 

 

 

でも、比の解き方は、どんな時でも同じ、です。

 

 

小数でも、分数でも、文字式でも、同じ、なのです。

 

 

 

ヨシナリ塾でした。

 

 

 

 (※途中から急に中学の難しい問題になってしまいましたが、まあ、いずれやるので…)

 

 

 

 

peraichi.com