動脈?動脈血?〔2〕
さて、
「動脈」か?
「動脈血」か?
を、図でもう一度。
酸素を多く含む「血液」が「動脈血」。
二酸化炭素を多く含む「血液」が「静脈血」でした。
図では、
肺から酸素をたくさん取り込んで、全身に送られている、aとbの血液が、動脈血。
全身から二酸化炭素をたくさん集めて、肺に出される、cとdの血液が、静脈血。
誤解を恐れず言うのなら、右側に動脈血、左側に静脈血が流れています。
(あくまでも模式図です)
では、「動脈」は、どれ?
動脈血だから動脈・・・「ではない!」ですよね。
あくまでも、
心臓から出ていく「血管」が「動脈」。
bとcが、動脈です。
では、「静脈」は?
心臓に戻ってくる「血管」が、「静脈」。
aとdが、静脈。
・・・こんがらがってきますが、落ち着いて。
名前を決めるポイントが、全く違うことを意識して。
ちなみに、図での血液の流れは、一歩通行で、逆流はしません。
そもそもの前提として、
血液の流れる向きをまずは、覚えておくこと。
ではでは最後に、
「動脈血の流れる静脈」は、どれ?
「酸素をたっぷり含んで、心臓に戻ってくる血管」ですよ。
答えは、
a!
ヨシナリ塾でした。