直列回路・並列回路の「イメージ」
こんにちは。ヨシナリ塾です。
理科が難しく感じる原因のひとつは、「目に見えないこと」を扱うから、でしょう。
その中のひとつ、中2の「電気」の分野から。
「直列回路」よりも「並列回路」のほうが「電流は流れやすい」。
このことを、納得して整理できるか、
擬人化して、イメージしてみましょう。
電気の分野での「抵抗」とは、電流の「流れにくさ」であり、
電気回路に「抵抗」があると、電流は流れにくくなる。
ココで擬人化。
「抵抗」を、“スーパーのレジ” 、
「電流」を、“レジに並ぶ人” だと、思いましょう。
「直列回路」は、“レジ” を2回も通らなければならない。(普通ありえないけど)
人(電流)の流れは、流れにくくてしょうがないですね。
(イライラしますね。この店は何やってるんだと)
一方、
同じ “レジ” を、「並列」にすれば、
人(電流)の流れは2つに分かれて、どんどん進みます。
(お客さんがどんどんさばけます)
電流は、どんどん流れます。
こんなイメージで、どうでしょう。
同じ「抵抗」をつなげるのなら、
「直列回路」よりも、「並列回路」のほうが、電流は流れやすくなる。
むしろ、
同じ抵抗なら、「並列」につなげればつなげるほど、どんどんどんどん、電流が流れます。
(お待ちのお客様、こちらのレジへどうぞー)
ひとつの例え、ひとつの「イメージ」です。
どんな形であれ、皆さんが納得して覚えられる方法が、見つかればいいなと、思います。