「2力のつり合い」と「作用反作用」の区別
こんにちは。ヨシナリ塾です。
理科の「力」の単元で、惑わされる問題のひとつ。
〔例題〕
上の図の、A~Cのうち、
① つり合っている力はどれとどれか。
② 作用・反作用の2力はどれとどれか。
「つり合い」の関係と、「作用・反作用」の関係は、とても似ているので、混同してしまいがちです。
教科書的には、
「つり合っている2力は、1つの物体にはたらく」
「作用・反作用の2力は、2つの物体の間ではたらき合う」
のだそうです。
・・・
正直、わたしはピンときません・・・
なので、勝手に自己流の解釈です。
擬人化します!
「つり合い」の登場人物は、3人。
今回の例題では、「物体くん」と「机くん」、そして、図に書かれてないけど存在を忘れないように、「地球くん」です。
下に来い、下に来い、という地球くん。
上に行け、上に行け、という机くん。
その間に挟まれて、動けなくなっている物体くんです。
これが「つり合い」のイメージ。
一方、
「作用・反作用」の登場人物は、2人です。
下に行け、という物体くんに対して、
上に行け、と反発する机くん。
お互いに反発しあっているのが「作用・反作用」のイメージです。
あくまでも、自分なりに解釈して納得するための手段です。
他にもっとピンとくるものがあれば、そちらを採用しますので、ぜひ教えてください。
〔例題の答え〕
① AとC
② AとB