地震の波の「イメージ」
理科の、目に見えない現象を、
自分なりの「イメージ」で、納得して整理できるといいですね。
今回は、
地震が起こると発生する「P波」と「S波」を、イメージします。
大事なポイント、まずその1は、
P波とS波は、震源から「同時に」発生する、ということ。
「よーい、スタート!」で、一斉に出発する、ということです。
そして、ポイントその2。
P波は速く、S波は遅い、ということ。
同時に出発はしますが、
P波はサッサと先に進んでいく。
S波は後からゆっくり進む。
さらに、ポイントその3。
P波もS波も、すすむ速さは「一定」であること。
速いP波は、速いままドンドン先に行ってしまい、
遅いS波は、遅いままドンドン置いていかれます。
なので、
スタート地点(震源)から離れれば離れるほど、
波がやってくる時間の差は、広がっていきます。
震源からの距離と、初期微動継続時間は、比例する、ということですね。
・・・難しくなってきました。
まずは、「イメージ」として、ポイントを整理・納得していけるか、試してみてください。
ヨシナリ塾でした。